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「自社の魅力ってなんだろう?」と困ったときは【求人制作の教科書08】

いきなりですが質問です

「採用における御社の魅力ってなんですか?」

・社格?
・事業内容?
・仕事のやりがい?
・給与?
・勤務地?
・残業の少なさ?
・福利厚生?

いろいろな観点がありますよね。

自社で働くことの魅力を明言できるのであればそれは素晴らしいことです。
ですが、採用担当者や経営者とお話ししていると

「ウチなんて普通の会社だから」
「魅力なんて言われても思いつかないなあ…」

といった言葉をよくお聞きするのが現実です。

ですから、今これをお読みのあなたも、自社の魅力が思いつかなかったとしても過度に悲観する必要はありません。同じような悩みを抱えている方は多くいらっしゃるのです。

魅力をどうつくり、どう伝える?

さて、ここからが本題です。
自社の魅力がなかなか見つからないなかで、どう魅力をつくり、伝えることで採用につなげるべきでしょうか。

答えは企業秘密…といきたいところですが、今回はひとつだけ明かしたいと思います。
それは「人にフォーカスする」ということです。

「人」は配属先の先輩でも、採用担当者でも、経営者でも構いません。
「この人がいる会社で働きたい」と思わせることに全力を注ぎましょう。

特に「若手を採用したい」とお考えなのであれば、人は重要です。
若手転職者への入社動機アンケートをみても「社員に惹かれたから」はつねに上位にあります。

もちろん、社格や事業内容が魅力的であることに越したことはありません。
給与は高い方がいいですし、残業は少ない方がいいのは当たり前です。

ただ、今すぐ採用をしたいという状況で、これらは短期間で劇的に変えられるものではないですよね。だからこそ「人にフォーカス」することで、まずは求人段階で他社との差別化を図りましょう。

“人柄”の表現方法をご紹介します

以下はあくまで一例ですが、このようなポイントを求人に盛り込めると「ありきたりな会社」から一歩抜き出せるはずです。

◎配属先の先輩
・プロフィール(可能な限り開示)
 →「自分と同じような人がいる会社だ」と思ってもらう
・入社前の悩み+どう解消されたか
 →「同じ悩みを持っていた人が活躍し続けているんだ」と思ってもらう
・入社したことによるプライベートの変化
 →御社への転職が求職者の人生をどのように変えるかを伝える

◎採用担当
・入社動機
 →配属先の先輩とは異なる視点を提示
・面接に向けたメッセージ
 →「私も緊張するかもしれませんが、お互い素でお話しましょう」などフランクに

◎経営者
・仕事の失敗エピソード
 →必要以上に偉くみせすぎないため
・社員から受けている刺激
 →社員の声をもとに導入した制度、考えが変わったエピソードなど

いかがでしょうか。
経営者の人柄を伝えた求人事例としては、以下のコラムも参考にしていただければと思います。


社員らの人柄が伝わることで、求職者にとって御社が「数あるうちの一社」ではなく「働いてみたい一社」に変えることができるかもしれません。

「人柄を言葉にして伝えるのって難しい…」
実際に文章にしてみると、そう感じるかもしれませんね。

安心してください。そんなときのために我々がいます。
採用の悩み、お気軽にご相談ください。
(最後は営業になってしまいました…)