還暦はこころの20歳。

小笠原聖佳(おがさわらせいか)、女子に人気のアボカド料理のカフェに行く。

僕は、アボカドが好き。よく外食ではフレッシュなアボカドバーガーやアボカドサラダを食べる。

会社の陽気な三十路が「女子やOLに人気のアボカド料理のカフェをみつけましたよ」と、ケッケッケッケッと笑いながら、僕にそっと教えてくれた。

そのお店は、東京の神田神保町にある「avocafe」。世界初のアボカド専門カフェの老舗として、名を知られている。

ようやく初春の溢れんばかりの陽射しになった4月の平日、僕は「avocafe」に向かった。

地下鉄の神保町駅から5分ほどのビルの3階に、そのお店はあった。

店内に入ると、アボカド色の壁とセンスのいいテーブルと椅子のインテリアに、なぜか南国の匂いを感じた。お店のスタッフにお話しを伺う。

「avocafeの一番の人気メニューは、ホカホカの白米の上に、ハワイの塩漬けハムをソテーして、クリーミーなアボカドとプルンとした半熟の温泉卵に、こってりした自家製ソースとマヨネーズをかけた、やみつきスパム丼です」

「人気一番のスイーツは、アボカド色の濃厚のチーズにさっぱりとしたヨーグルトを混ぜ合わせている、ほのかに甘いアボカドレアチーズケーキなんです」

さっそくオーダーした、やみつきスパム丼がテーブルに運ばれてくる。

ここのお店のアボカドは、一番、日本に流通している人気のメキシコ産を使っている。

一口、やみつきスパム丼をほおばってみる。アボカドと塩漬けハムの絶妙なほろクリーミーな味覚が口の中いっぱいに広がる。

なぜか、キュルキュルと音がしたような感じがした。

アボカドは、ビタミンEを多く含んだスーパーフードである。美肌をつくり、ダイエットにも効き目がある。がんの予防にもいいらしい。

avocafeのお客さまは、8割がOLや学生の女性。

グループやおひとりさまも多く、週2~3回ご来店される常連のお客さまもいる。

夜は、スパークリングワインやビールもオーダーでき、不思議な魅力のBarに生まれ変わる。アボカドは、アンチエイジング食だ。

僕はふと思った。これからもavocafeに通いたいと思った。還暦にしてアボカドに目覚めた。

ここで一句。

還暦で、アボカドカフェに通う、かわいいおじさん。

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